現在、なにか調べようと思ったら、まずネットで検索する人が多いと思うが、1970年代となるとそんな便利なものはなく
書店にいって、本を見るとか、他に物知りの人に聞くしかなかった。
子どものネットワークなんてそんなもの。
だから、正確な情報を手に入れようと、ケイブン社のこの「~大百科」シリーズは、バイブル的な存在だった。
怪奇シリーズや、アニメ・怪獣などなど。
大きさは縦15センチぐらいだけど、分厚さがとんでもない。
何回も見るうちに、背表紙の真ん中が折れ、そこから紙の糊がはがれ、バラバラになってしまうことが当たり前の状態。
今、古本屋で買おうと思って、調べてみるとあの当時の値段の10倍ぐらいする。
思い出を金で買おうとするのは、大変だ。